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新潟県長岡市「とちお祭り」活性化活動

 8月25日から28日にかけて新潟県長岡市「とちお祭り」活性化活動を実施し、学生93名、事務局員1名の計94名が参加しました。

 IVUSAでは、2004年に発生した中越地震の翌年、栃尾地域で除雪作業のボランティアを行ったことをきっかけに2009年より「とちお祭り」に関わらせていただいています。
 今年のとちお祭りでの活動では、とちお祭りの催し物に参加し、若者ならではの熱意と元気で祭りを盛り上げ、地域との関わりをさらに強くすることを目的に活動を行いました。

 活動初日には、IVUSA理事の桑原望・長岡市議会議員よりIVUSAと栃尾の関係についての歴史を学び、今回の活動への考えを深めました。
 また、祭りの行われる26日、27日に向けて、祭りで披露するよさこいソーランの練習をしました。
 そして夜には祭りで出される神輿を担ぐ練習や「全日本樽神輿綱引き選手権」という、酒樽が乗った2つの神輿が縄で繋がれ、それを引っ張り合うという競技の練習をしました。

 活動の2日目には、いつもお世話になっている「とちお同住会」の方々を初めとする地元の方13名と交流会を行い、親睦を深めました。
 その後、商店街にて栃尾地域伝統の栃尾甚句を踊る大民謡流し、神輿渡御が行われ、多くの地元の方々と関わり、お祭りを盛り上げることで学生の元気を伝えることができました。

 活動の3日目には「全日本樽神輿綱引き選手権」が行われ、栃尾地域の方々と学生たちが互いに応援をし合い、大会全体を盛り上げることができました。
 その後、学生たちが1ヶ月前から練習を行っていた「くるどん」「IVUSA甚句」の2種類のよさこいソーランを披露し、会場にいた方からは多くの手拍子や、「来てくれてありがとう」との言葉を頂き、学生の熱意が伝わったことを実感しました。

 活動最終日には、4日間お世話になった宿舎の清掃を行った後、栃尾地域での最後の時間として我々の行っている地域活性化や今回の活動について、グループミーティングを行いました。

 今回の活動を通して、学生の熱意、元気を与える影響力を実感することができました。(立命館大学3年 長岡 勇希)

【プロジェクトマネージャーより】
 僕たちの活動は学生の若さと熱意で現地に元気を置いてくることを目的としています。 今年も栃尾の方々には、IVUSA学生が参加したことを大変喜んでいただきました。
 それに伴ってIVUSA学生たちも頑張って祭りを盛り上げたいという気持ちが一層強くなりました。
そして、お祭りが終わると多くの方から「来年もまたよろしくね!」という声を頂き、IVUSAと栃尾の絆を感じました。
 
 また、来年も栃尾にいくことで、栃尾の方々の笑顔を作りに行きたいと思います。(立命館大学3年 中村 圭亮)